2021年5月19日水曜日

試行回数は何回必要?(リネージュに直接関係ない話)

 

 

 

何気なく仕事中にLL開いたらこれです,ワイはブログ書いてないで!って一瞬ビビりましたね・・・。

と言うわけでありがたくも恐れ多いことに偉大な先輩に拾っていただいたわけですが,僭越ながら私にも先方にも不足しているもの。

そう,それは試行回数

当たり前ですが,数を多くこなせばこなすほど正確になるのですが,問題は「どのくらいやればいいか」ということ。


結論から言うと魔法の式一つで計算できます。

確率αパーセントで起きる事象が,当該確率に収束したかどうかをを95%の精度で確かめるために必要な試行回数Nは

試行回数N = 1.96^2 × ((1÷α%)– 1 ) ÷ 誤差%^2 

よって

誤差%^2 =1.96^2 × ((1÷α%)– 1 ) ÷ 試行回数N

 

で求めることができます(めんどいんで細かい所は統計の本読んでください)。

ここで言う「精度95%」とは,まあ20回に1回は求めた結果が本当の値と違うよ,という意味です。

そして「誤差」とは,例えば誤差10%だとしたら,本当の確率に対して±5%の範囲に収まっているということを表しています。

(つまり,20回に1回はこの範囲に収まっていない,ということです) 



さて,本題。

恐れ多くも先輩も「3D6じゃね?」と言ってくださっていますが,3D6の場合最小ダメージと最大ダメージが出る確率はそれぞれ1/216≒0.462%となります。

誤差を甘めに20%くらいとして上記計算式に当てはめると

 

試行回数N = 1.96^2 × ((1÷0.00462)– 1 ) ÷ 0.2^2=206918387 20691.8387回でしたテへ

 

無理ッ!解散! 

 

 

やってられないんで,ここは精度を80%くらいにしましょう。

この時は 


試行回数N = 1.28^2 × ((1÷0.00462)– 1 ) ÷ 0.2^2=882484088824.8回でしたテへ

コメント欄で教えてくれた方ありがとう! 

\(^o^)/
 

 

 


逆に,私の試行回数(甘く見て500回)を代入して(精度80%で)誤差を求めると

誤差%^2 =1.28^2 × ((1÷0.00462)– 1 ) ÷ 500よりざっと誤差84%!

話にならねえぜ!



ざっと計算すると

20%で起こるもの:精度80%で163回,精度95%で382回

50%で起こるもの:それぞれ96回,40回

1%で起こるもの:それぞれ4055回,9507回

 

くらい必要な様です。

 

先人はすげえや!(´-ω-`)

 

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6 件のコメント:

エルドラゴ さんのコメント...

いつも100回でやってます(*^^*)
雰囲気が伝わればそれでいいかなと
あんま極端に精度求めてもキリないもんね��
良さそう!楽しそう!が最優先〜

?=? さんのコメント...

苦痛じゃない範囲の実験がいいですねw
先人の試行回数は本当真似できませぬ(´-ω-`)

匿名 さんのコメント...

試行回数N = 1.96^2 × ((1÷0.00462)– 1 ) ÷ 0.2^2=20691.83879回?
※自信なし

?=? さんのコメント...

あっ、テヘペロ(;^^)

エルドラゴ さんのコメント...

かわいい///

?=? さんのコメント...

(*ノωノ)キャ