2023年1月24日火曜日

カカシを利用した魔法実験

 

カカシチャレンジが密かなブームとなっているようです。

 

それを見ていて、カカシを利用して魔法の効率を測定することを思いついたので企画。どの魔法が消費MPに対するダメージ効率(以下、MP効率)がよくて、どの魔法が時間辺りのダメージ効率(以下、DPS)がいいのか?実践形式である程度明らかにできたと思います。

動画にまとめた分は↓をどうぞ。


 

 

・実験の概要

選択した魔法をLv90 INT73 SP64の魔女帽子変身をしたウィザードキャラクター(サイクロドール&オルター消費軽減有り)で、カカシに向かってひたすら連発して、消費MPとカカシENDまでの時間を測定する。

前者によって魔法の消費MPに対するダメージ効率が、後者によって時間辺りのダメージ効率(DPS)が明らかになると期待できる。魔法クリティカルなどの変動要因はあるが、それなりの数を連発するため、特に実戦を想定した際の目安にはなると期待される。

 


1)予備実験:カカシのHPR調査

まず、ILLキャラで強カカシチャレンジの時間を10回計測すると、40~45秒の範囲であった。そのうえで、20秒殴って5分待ち、その後殴りを再開した。

結果:5分43秒(待機時間5分含む)でカカシを倒すことができた

これにより、5分程度の間であればカカシにHPRは無いか、あっても無視できる範囲 と判断する。

正確に言うと、HPを0にするとヒールのエフェクトが出るので、アレが出ない限りHPは回復しないものと考えられる(もっと時間経過すると回復するのかも?)。

 

2)本実験方法 

魔法使用者はLv90 INT73 SP64の魔女帽子変身をしたウィザードキャラクター。

サイクロドール使用、オルター消費軽減有り、HWエボリューションなし(あるわけねえ!)。

MPをMAXにしたうえで重量オーバー状態となり、MPが回復しないようにする。

そのうえで、カカシに対して、以下に述べる選択した魔法を、カカシが倒れるまでひたすらホイール連打でぶっ放す。

 

なお,魔法が早い(ほぼ最速)の魔女帽であることと,僅かながら追加ダメージのあるサイクロドールを選んでいるという点で,DPR・MP効率ともにディレイが少ない&手数が多くなる魔法に対して有利になります。

 

なお,以下ではカカシに特定の属性へのレジストはないと仮定しています。

 

3)実験対象

実験対象となる魔法は次の通り選択。()内は選抜理由。

全部調べろって?下記を調べるだけで80分かかったんで勘弁してw


アイスダガー(オルターの消費軽減の恩恵がないLv1魔法代表)

スタラック(オルターの消費軽減の恩恵が乗る最低レベルの魔法代表)

チルタッチ(狩りで使われることもある

ヴァンパイアリックタッチ(狩りでよく使われる

コールライトニング(クソ魔法の烙印を伝統的に押されてきた残念枠代表

コーンオブコールド(イラプションにお鉢を奪われてきた残念枠代表

イラプション(狩りでよく使われる

サンバースト(狩りでよく使われる

アイススパイク(対人でよく使われる

メテオストライク(範囲魔法代表)

 

3)実験結果と結論

☆討伐時間ランキング=DPSランキング ()内は討伐時間

1位:コーンオブコールド=イラプション(56秒)

3位:コールライトニング(69秒)

4位:アイススパイク(71秒)

5位:サンバースト(72秒)

6位:ヴァンパイアリックタッチ(104秒)

7位:チルタッチ(144秒)

8位:スタラック(147秒)

9位:アイスダガー(186秒)


なお,動画でそれぞれの魔法がフェードアウトするタイミングと秒数に微妙な差がありますが,秒数は「最初にMPを消費した瞬間から,最後にMPを消費した瞬間」までの時間で計測しています。

 


☆消費MPランキング=MP効率ランキング ()内は消費したMP量 

1位:スタラック(786)

2位:サンバースト(924)

3位:イラプション(972)

4位:アイスダガー(990)

5位:チルタッチ(1024)

6位:コールライトニング(1089)

7位:コーンオブコールド(1111)

8位:ヴァンパイアリックタッチ(1295)

9位:アイススパイク(1425)


ランキング外:メテオストライク(倒しきれず)



・考察

以下では,アイスダガーの威力とMP効率をそれぞれ1とした時に,それぞれの魔法がアイスダガーの何倍に当たるかを,小数点4位以下四捨五入で表記する。

例えば,「コーンオブコールド  DPS2.696/MP0.891」なら,アイスダガーと比べて威力が3.321倍,MP1あたりで与えられるダメージが0.891倍であったことを意味する。どちらの指標も,高い方が優秀な魔法となる。


・アイスダガー DPS1/MP1

Lv1魔法というだけで基準に選ばれた魔法。DPS/MP効率共に見るべきところはない,オルターの消費軽減を受けられないのが致命傷か。FAを取るために使うかも程度で,使用する必要性は皆無。

 

・スタラック DPS1.265/MP1.260

見事にMP効率で一位を取った,お前がナンバーワンだ。オルターの恩恵か。

とはいえ,アイスダガーと目くそ鼻くそレベルのDPSなので,実用性は薄い。

ダメージが高めなので,DRが高い相手に前衛などがFA魔法を打つならまあ・・・

 

・チルタッチ DPS1.291/MP0.967

HPを吸収する効果をもちながら,DPSは若干だがスタラック以上。MP効率も5位と奮闘。

後述するVTの不甲斐なさもあり,相手を倒し切れるなら是非ともPSSに組み込みたい魔法。

 

・ヴァンパイアリックタッチ DPS1.788/MP0.764

NPvP鯖の主力魔法,PvP鯖は知らん。DPSが思ったよりも低く,若干予想外の結果に。

DPS:MP効率の比率は,チルタッチが1.335であるのに対して,ヴァンパイアリックタッチは2.340。つまり,DPSこそチルタッチより優れているが,MP効率は57%程度しかない。 

MPが十分持つならヴァンパイアリックタッチでいいが,狩場の状況やステータスによってはチルタッチの方が優秀なケースもあり得る。  

 

・コールライトニング DPS2.696/MP0.909

元祖クソ魔法。やっぱりクソだった。

DPSこそ上位に食い込んだものの,MP効率はまさかのチルタッチ以下。

後述するイラプションが優秀すぎて(射程も短いし・・・)いらない子。

狩場が風に非常に弱いならまあギリギリなんとか・・・

 

・コーンオブコールド DPS3.321/MP0.891

上記動画で私の悪口を逃れた,隠れたクソ魔法。

DPSこそ一位だが,MP効率はまさかのチルタッチ以下。

後述するイラプションが優秀すぎていらない子。でも射程が長いし威力も1割くらいは違うので,コールライトニングよりマシ。

狩場が氷に非常に弱いならまあギリギリなんとか・・・

 

・イラプション DPS3.321/MP1.019

DPS一位だけでなく,MP効率も最上位組に組み込んだイカレた魔法。どうしてこうなった。

今回の条件であれば文句なしに最優魔法といえる。強いて言えば,極端に土レジストが高い狩場なら他の魔法が選択肢に入る程度。

流石,元祖ヴァラカス殺し魔法だけはあります。

 

・サンバースト DPS2.583/MP1.071

ルールの都合上,ディレイが響いて不利になった不遇な子。でも大健闘。

特に,MP効率の高さは目を見張るものがある(イラプ比で5.2%近く高い)。

デスナイトなどの魔法がそこまで早くない変身であれば,おそらくこちらが最優魔法。

イラプションと比べて射程が短くディレイがある点で一長一短。

 

・アイススパイク DPS2.619/MP0.695

ルールの都合上,ディレイが響いて不利になった不遇な子その2。

MP効率が悪いのは想定通りでぶっち切りの最下位だったが,まさかのDPSランキングでも4位と振るわず。

相手のDRが非常に低いなら,魔女帽でイラプをブッパした方が全ての面で上という結論に。

対人だと大体PvPDRをガッチガチに積んでるはずなので,やはりPvP用魔法か。

 

・メテオストライク

予想通りの失格。やっぱり範囲魔法は複数に当てないとダメだねッ!


以上を元に,あなたも良いリネージュライフを。

なお,実験結果はそれなりにちゃんと出していますが,間違っていても責任は取りません。


■□ いいね!はこちらに ⇒ Linege Link Ranking □■